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| 白血球の働きはこの10年ぐらいで非常にいろいろなことが分かってきました。その一つがサイトカインと呼ばれる物質の存在です。 サイトカインは白血球が作り出す生理活性物質で、この物質が白血球の働きをしていることが分かりました。最近は、こういうサイトカインの量を知ることによって、白血球の働きを推察することができます。 このサイトカインという物質はビタミンと同じように50種類ぐらいあるといわれており、TNFはこのサイトカインの一種です。 白血球が出すTNF(腫瘍壊死因子)は、もともとその名前のように、ガン細胞を壊す働きがあり、実際に白血球がガン細胞を殺すときに、このTNFが出て攻撃をすることが重要なステップとして考えられます。 TNFは、ガン細胞だけでなく、さまざまな免疫細胞に働きかけます。たとえばけがをするとTNFが繊維細胞を刺激し、増殖させて傷を直していきますし、風邪を引いたら発熱や睡眠を誘導しウイルス・バクテリアを排除しようとします。 私たちの免疫生体防御反応は白血球によって担われています。赤血球のいない動物はたくさんいますが(例えばタコやイカを切っても赤い血はでてこない)、白血球はすべての動物に存在しています。そしてこの白血球のうち、マクロファージはすべての動物にいます。 つまり簡単にまとめますと、マクロファージという細胞は基本的に重要である。そのマクロファージの働きはサイトカインと呼ばれる微量な免疫ホルモンによってわかります。サイトカインはたくさんあるが、その中の代表として、このTNFというものが非常に重要であるということになるのです。 ★抗がん剤治療などで免疫力が弱り、白血球の数値が減少すると、免疫力の強化のために医薬品の免疫賦活剤を投与しているようです。 もともと免疫賦活剤は抗がん剤の投与量を減らし、その副作用をやわらげる目的で開発されたものでしたが、化学薬品である免疫賦活剤にも副作用があり、効果的な決め手がなかなか見つからないと聞きます。その点で新型乳酸菌は手軽に食すことができ、免疫賦活剤の素材として同様の効果があることが各種実験で分かってきました。しかも食品であることから副作用も全く無いということで注目されています。 |

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